Jun's スタイル 

お気に入りの私を生きる!セカンドライフ自分流

        これからは、好きなこと・ものに人生をシフトしていく。 

女性誌№1「ハルメク」の編集長のすごさって ~ 胸が熱くなり、明確で気持ちいい!


ご訪問ありがとうございます。

 

数日前の新聞に

50代以上の女性向け月刊誌「ハルメク」

販売部数が昨年12月号で50万部を超え

漫画誌を除く全雑誌で1位となった、とありました。

 

ふと、ちょうど1年前にNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で

編集長の山岡朝子さんが特集されていたことを思い出しました。

どんな人なんだろう?って、すごく興味を持ったのを覚えています。

 

大卒で主婦と生活社に就職。

センス抜群で、29才で編集長に抜擢。

7つの雑誌で創刊や立て直しを行い

43才でヘッドハンティングされ

低迷していた現在の会社へ。

10万部でヒットといわれる時代に

38万部(当時)という異例のヒットを生み出し

V字回復により、どん底にいた会社をトップに押し上げた

華々しい経歴の持ち主。

そして、幼稚園児の優しいお母さんの素顔も持つ。

 

 

 

ヒットを生み出す秘密とは

「思い込みを捨て、思いを拾う」。

読者に寄り添ったものをつくる。

読者の声を知るための積極的な調査。

膨大な読者はがきや

マーケティング部門との連携による調査。

一般的な雑誌は3カ月で完成するが

ハルメクは調査だけで3カ月

完成まで6カ月を要すのだそう。

 

 

 

編集長の頭の中には

それらのデータの蓄積で作り上げた

65才のA子さんがいて

判断に迷うと、密かにA子さんを頼りにする。

A子さんだったらどう言うだろう?

これはOKだろうか?

読者にしっかり寄り添えているだろうか?

 

シンプルですね。

当然といえば当然だけど

何を考えていて、何を知りたいのか

調査を徹底し、それを形にしていけば

読者に寄り添ったものが生まれるはず。

 

さらに、シニアという括りではなく大人の女性向けとして

美容やファッションのテーマも大きく取り上げ

グレイヘア、スマホ操作などヒットを連発したそう。

グレイヘアは一部の編集者から

そんなテーマはふさわしくないと異論も出たとか。

ダメだったら、という恐怖をかかえながらも

読者に寄り添うことを一番に考える。

結果、これまでにない大反響となり

対立していた通販部門に商品開発をかけあい

新たなヒット商品も作り上げる。

 

スマホ操作もイベント部門とともに講座を開催し

より読者に寄り添ったものとなる。

 

読者は「ハルメク」を

「ほんとに、今の私のこと」

「友人です。答えが見つかるから」と

信頼が厚い。

 

編集長は

「月1回届く雑誌が

一緒に歩いて、一緒に走る、

生涯の生活の中の伴走者でありたい」と。

 

 

 

過去最高を届けるため、最後まで考えつくし

読者一人一人に寄り添い続ける姿、胸が熱くなります!

そして、そのブレないシンプルな考え方とがんばり

明確で気持ちいいです!

 

普通に力まず軽やかにやっているところも

ステキです。

 

人の心を掴むってこういうことなんだろうな~。

 

50代の生き方 人気ブログランキング IN順 - ライフスタイルブログ村

 ライフスタイルブログ村 人気ブログランキング

   ポチしていただくと、とってもうれしいです。