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薪能 たきぎのう
この言葉は聞いたことがあったのですが
どういうものか全く知識がないまま
初めて観賞してきました。

ずいぶん前にガーデニング本の中で
広いタイル敷きのライトアップされた庭が紹介されており
"ここで薪能を舞ってみたい"
という文字がでていました。
初めて聞いたその言葉は
庭の写真とともに記憶の奥に残りました。
そして今回、着物のお仲間に誘っていただき
本物の薪能を観賞することになりました~

本格的な野外能楽堂で、周りの水上に篝火を焚く
薪能です!
初めに解説があるので
あらすじや人物像などがわかります。
「詞章」というセリフが書かれている資料も渡されるので
何を言っているのかも理解できるようになっています。
初心者でも安心です。

最初は、狂言「箕被」(みかずき) からスタート!
何といっても、声量が豊かでハリもあって素晴らしい~
ブレない動き、凄すぎます。
夫婦の心の機微を連歌に結びつけ
情感豊かに描いた味わい深い狂言
客席からは、狂言ならではの笑い声も聞こえました~
休憩の合間に、篝火に火が灯されました!
薄暗くなってきて、雰囲気抜群です~

そしていよいよ、能「善知鳥」(うとう) です。
いわゆる能のイメージのとおり
太鼓、小鼓、笛、地謡に合わせ
能面をつけ、扇子を持ち、足で床を鳴らしながら舞う
まさに、能の世界が目の前に現れました!
薄暗い中に、篝火に照らされた能舞台が浮かび上がり
本当に幽玄の世界のようでした~

内容は、亡霊となった猟師に対する
決して逃れることの出来ない地獄の責め苦が執拗に描かれ
最後まで救われることなく、逃げ惑う姿に凄惨かつ強烈な印象を与える
というすさまじいものです (´;ω;`)コワッ…
調べてみると、能は人間の哀しみや怒り
懐旧の情や恋慕の想いなどが描かれることが多く
役柄として幽霊、精、天女、天狗、鬼など
人間以外のものも多く登場するのだそう。

それが古典芸能で表現されると
幽玄の美になるのでしょうか~
奥が深いですね~
調べていくと興味深いです。
また一つ、新たな世界を見つけることができました!
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