Jun's スタイル 

お気に入りの私を生きる!セカンドライフ自分流

        これからは、好きなこと・ものに人生をシフトしていく。 

センスがいい・悪いとは? ~ 最近読んだおもしろい本


ご訪問ありがとうございます。

 

先日、ピンタレストを見ていたら

「センスは知識からはじまる」という文字が目に留まりました。

水野学さんという方の本です。

えっ? センスって持って生まれたものじゃないの?

そんな気持ちから興味がわいて

図書館から本を借りてきました。

 

 

"センスは生まれついてのものではない"

冒頭にこう書かれていました。

センスの良さは特別な人だけに備わった才能ではなく

方法を知って、やるべきことをやり、必要な時間をかければ

誰にでも手に入るもの。

皆等しくセンスを持っており、違いはそれをどう育てているか

どう使っているか、どう磨いているか、なのだそう。

 

 

美術の授業がセンスのハードルを高くしている。

美術となると、何の練習もなしにいきなり実技をやらされるが

美術の歴史、見方、技法などの知識を学びながら実技も行うべき。

色相環で補色、同系色を知り、実際の植物や動物をじっくり観察してみる。

こうしたコツや知識を会得していくだけで

いわゆる「上手」で「センスのある」絵はたやすく描けるようになる。

 

それでは、私でもセンスの良い人になれるんですね!?

ワクワクしてきます~

 

 

では、センスのよさとはいったい何なのか?

"センスのよさとは、

数値化できない事象の良し悪しを判断し、最適化する能力"

 

ふ~ん、数字で測れないからわかりにくいんですね。

 

この能力を身に着けるためには

まず  "普通を知ることが必要"  とのこと。

普通こそ センスがいい・悪いを測ることができる唯一の道具 。

普通とは「いいもの」がわかるということ。

普通とは「悪いもの」もわかるということ。

その両方を知ったうえで「一番真ん中」がわかるということ。

普通を知っていれば、普通よりちょっといいもの

すごくいいもの、とんでもなくいいもの

ありとあらゆるものがつくりだせる可能性があるということ。

 

 

その普通を知る唯一の方法は、知識を得ること。

「あいうえお」しか知らない人間と

「あ」から「ん」まで五十音を知っている人間とでは

どちらがわかりやすい文章をかけるか?

どちらが人を喜ばせる文章を書けるか?

センスがいい文章を書くには

言葉をたくさん知っていたほうが圧倒的に有利である。

 

たくさんの言葉、という知識を得ることにより

良い文章、そうでない文章がわかり

そのなかで普通の文章、というセンスを測る唯一の道具を

手に入れることができるのでしょうね。

 

 

これは仕事や生きることにおいても同様で

知識があればあるだけ、その可能性を広げることができる。

豊富な知識があるということは、センスを磨くためのよき師を

たくさん持っているようなもの。

ただし、知識なら何でも構わないというわけでない。

 

ファッションの例をみると、洋服やその時の流行を知り

さらに、自分の体型、個性、雰囲気など客観的な情報もきちんと集積すれば

センスが良くおしゃれな雰囲気になる。

 

 

"客観情報の集積がその人のセンスを決定する"

センスの最大の敵は思い込みであり、主観性。

思い込みと主観による情報をいくら集めてもセンスは良くならない。

思い込みを捨て、客観情報を集めることこそ

センスをよくする大切な方法。

 

人は好き嫌いでものを選んでいる。

好き嫌いとは主観性に他ならない。

そこに「どの服が自分にふさわしいのか」という客観性を加えれば

数値化されない事象を最適化するセンスの力が発揮される。

 

流行りの骨格診断やパーソナルカラー診断は

まさに客観的情報を得るための手段になりますね。

 

 

自分の好きな分野の客観的情報を集め

主観性も少しプラスしてセンスをよくしていく。

好きな分野だったら、情報集めも楽しいですからね。

 

センスアップしたいのは、着物のこと、インテリアのこと

ガーデニングのこと。

"センスは知識からはじまる" を唱えながら

これまで作ってきた小さな世界に閉じこもらず

面倒がらず

客観的知識の集積に励みましょう!

 

 

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